農業ブーム
こんにちは。運営スタッフの岡崎です。
今年の札幌は、なんか雪が遅いような気がします。「積雪初日」といって、初めて雪の積もった日も今年は例年に比べて10日以上遅かったそうです。(今日はちょっと降ったみたいですが、きっとすぐ融ける)
この時期は、雪が降らないとこれといって写真に収めるような光景もなく、ブログのネタも枯渇気味なのでまた暑苦しい話シリーズで昨今の「農業ブーム」について書きたいと思います。
ここ最近「農業ブーム」と言われて、ギャル社長はじめ著名人もぞくぞくと農業分野に乗り込んできていますが、根本にあるのは農水省の自給率アップに向けた予算と大手広告代理店によるメディア展開です。
そして、そんなブームと呼ばれるまでに大きくなった状況を見るにつれ、「でも結局、生産者の所得には何も還元されないんじゃね?」という気がしています。農家を取り巻く関連業者がブームに乗じて…的なことだけで。(もちろん、その「関連業者」には私たちオクルココロも含まれると自覚しています)
先日、農業系のサイトで「消費者との間に入ってくれる人は増えたけど、『つくる人』は増えてない」という生産者さんの話を読んで、まったくその通りだな、と。つくる人が潤って、つくる人が増えていかなきゃ農業の根幹は無くなってしまうんですよね。
農業に関する情報を伝えることは大事だし、興味のなかった人たちに目を向けてもらうことも何かしら効果を生むのかもしれないけど、農家さんは仕事として作物を作っている訳です。努力が相応の経済的価値として報われなければ、既存の農家子弟は別の仕事を選ぶし、新規就農者も増えていきません。
だから、農協などなどの関連業者が潤うだけの農業ブームじゃ、今の農業が抱える問題の根幹にはリーチできず、結局何も変わらないまま税金の予算縮小でブームも終了、なんじゃないのかなと思ったりします。(啓蒙という名の大義名分は、往々にして何も生み出さない)
オクルココロでは、「伝えるだけではなく、売るだけでもない」、「生産者さんから掲載料は貰わないし・価格交渉もしない」というのをルール化しているので、若干なりとも生産者さんへメリットを提供できているのでは…と自分で思っても、大きな視点で見れば、やはり農業ブームに乗じている関連業者でしかありません。
私は逆立ちしても「つくる人」にはなれないので、その壁を強く意識しつつも、いかに壁の手前で農業が抱える問題にリーチしていくのか。オクルココロのようなミニマムな世界であったとしても、正直者が馬鹿をみない、努力が相応に報われる場を作り出していけるのか。とか、そんなことを考えなきゃなあ~と思います。
だから僕は、渋谷で米を配布するギャルではなく、農家の嫁になって子供をたくさん産むギャルでありたい。
そんな分かりにくい例えで今回はさようなら。















