オクルココロ 取材ブログ

2010 年 1 月 のアーカイブ

流氷観光船おーろら号

こんにちは。運営スタッフの岡崎です。

えー、今回も前回に続いて流氷観光のエントリーです。接岸の期間が短いので紹介できるときに書いておかないと、流氷もあっという間に帰ってしまうし。

で、その前回のエントリーでも少し取り上げましたが、一番手軽に、そして身近に流氷を楽しめるのが「流氷観光船」です。流氷観光船の船体にはドリルみたいなものがついているので、海が流氷でびっちびちになっても進むことができ、流氷の位置が良ければ「一面が流氷の海原」を楽しむことができちゃいます。ただその分、乗船のお値段も3000円ちょいと結構高めですが…。

そんな流氷観光船は、網走と紋別という2つの街で運行されていまして、僕は網走の「おーろら号」に2度乗ったことがあります。
一度は流氷に恵まれ、一度は残念ながら氷が沖まで戻っていたため見ることができずじまい。恐らく確立を統計的に押し並べても、流氷に恵まれるかどうかは半々といったところなのかもしれません。(そのぐらいの覚悟をしておく方がいいとは思います)

ただ。これも前回書いたのですが、もし残念なことに流氷が接岸していなかったとしても、カモメが沢山集まってきて楽しいので船に乗るのがお薦めです。かっぱえびせんとかを空に向かって差し出すと、カモメ達が上手いこと速度を合わせてキャッチしていきます。と、文章で書いても全然楽しそうではありませんが、あの場にいるとこれがすげー楽しい。

僕がまだ北見で暮らしていた4~5年前でも、地元で育った方は「めっきり寒さが緩んだ。昔はマイナス30℃なんて当たり前だったのに」と、それこそタクシーの運ちゃんですら話していたのですが、前回書いた「流氷が来なくなった」というのもその延長線上にある出来事なのかもしれません。

例えば旭川で動物園に行ってから網走・紋別で流氷見る、などなど札幌方面を外してでも本当に流氷は見る価値があります。前回と同じ締め方になってしまうけど、近々北海道に来る予定があるようでしたら、ぜひぜひ今のうちに流氷を目指してみてください。

流氷という静寂

こんにちは。運営スタッフの岡崎です。

真冬の北海道にやってくるものといえば、雪のほかにもうひとつ、流氷があります。ロシアのアムール河(だったかな?)から、どんぶらこどんぶらこと氷が流れてきて、例年であれば2月中旬頃から3月にかけて網走~知床近辺を中心としたオホーツク海沿岸一帯に到達します。

流氷が完全に接岸すると、そこはもう波の音が一切聞こえない静寂の世界。
北見に住んでいた頃、同僚とともに見に行ったことがあるのですが、音を失った海というのは自分の人生のなかでもかなり上位に入る、インパクトのある光景でした。あれは本当にお薦めです。

で、今年も流氷観光シーズンが近くなってきましたので、見に行く方向けに、いくつか押さえておくべきポイントを書いてみたいと思います。

・流氷観光船は、必ず事前に予約するべし。
・観光船乗り場で「流氷無し」と言われても船には乗るべし。(カモメがいて楽しい)
・紋別で流氷が無ければ網走を目指すべし。
・網走で流氷が無ければ知床を目指すべし。
・でもネットに正確なデイリー流氷地図があるのでそれを見てね。

流氷って、その日の風向きによって沖に戻ったり接岸したりかなり気まぐれなので、間近に見られるかどうかは、正直「運」だと思います。
ただ、知床方面が一番接岸している可能性が高いので、もし流氷観光船がダメだったとしても東に向かえばなんとかなる…かもしれません。

因みに、ここ数年流氷はなかなかオホーツク沿岸に近づいてくれず、流氷観光もかなり肩透かしとなっているようです。これもまた地球温暖化の影響なのかも。(勝手な推測)

20年後、30年後になったら、もう日本では流氷が見られなくなってしまうかもしれません。そうなる前に、ぜひ一度氷が海を埋め尽くす、神秘的な光景を見に来てください。本州からでも見に来る価値アリ、ですので。

マイナス20℃の世界

こんばんは。運営スタッフの岡崎です。

私のような本州からの移り住んだ人間にとって、移住前に何より心配だったのが「冬の生活」です。
折しも1年の中で最も寒さ厳しい時期を迎えていますので、今回はそんな北海道の冬の生活について書いてみたいと思います。

私は、東京からオホーツクの中心都市、北見に移り住んだのですが、ここは札幌と違ってかなり寒さの厳しい街でした。冷え込む時にはマイナス30℃にもなるとも言われています。
本州の方からすると、当然マイナス30℃なんて経験する機会がないですし、私も移住前は「それは人が住めるのか?」と思っていました。

で、結論から書いてしまうと住宅の暖房環境がめちゃめちゃ充実しているのと、車での移動がメインになるので、寒さに関して言えばほとんど苦になりません。(冬は北海道より東京の方が確実に寒いと思う)

ただ、おもしろいのがそういう場所で暮らしていると、マイナス10℃とマイナス20℃の違いが肌で分かるようになるんですよね。部屋を一歩出て、「うおっ!今日は寒いな…」って。どっちも「すげー寒い」に変わりはないんですが、「痛い」とはまたちょっと違う、本当に皮膚の感覚で「今日は寒い」と。

んで、個人的にはどうせ寒くなるならガチガチに寒くなった方がいいと思うのです。雪はふわふわになるし、スタッドレスタイヤもよく効く。露天風呂に入っていて、体はホカホカなのに髪の毛が凍ってひんやり気持ち良い、っていうのも、寒さが厳しいからこその幸せだったように思います。

北海道の冬は、どうしても忌み嫌われる対象となってしまいがちです。
でも、その土地で暮らしてみれば、寒さ厳しいからこその幸せもあるのだと知ります。地元の人たちも、どうせなら楽しんじゃえ、って変なお祭りとか沢山やってるし。(1000人ぐらいが屋外で焼き肉するとか・笑

最後に、そんなマイナス20℃のなかで撮影した1枚を。
確か網走の感動の径で撮影したような気がするのですが、猛烈に寒くてすぐに車に駆け戻った、そんな思い出の1枚。

ゆめぴりかを食べてみた

おはようございます。運営スタッフの岡崎です。

前回に続いて昨年末の話になってしまうのですが、お米の新品種「ゆめぴりか」を食べる機会がありました。

※「ゆめぴりか」とは、昨年初めて本格的に流通するようになった、「こしひかりよりも美味しい!」と評判の新しい北海道米です。

オクルココロでご紹介している杉本農園さんが試験的に作付をしていたそうで、2kg程度サンプルとして頂いたのですが、どうもその杉本さんは「う~ん…」といった口ぶり。詳しくお聞きすると、ふっくりんこおぼろづきと同じ圃場で作ったにも関わらず、食味分析の数値は他品種よりも落ちるのだそうです。

この「ゆめぴりか」。道外の方にはあまりピンとこないかもしれないのですが、北海道内では大変な注目っぷりでして、報道でも度々名前が出てきますし、買い求める人がスーパーの開店前から列を作ったりも。僕も「さぞ美味しいお米なのだろう…」と期待値を膨らませていました。
ただ、それだけに杉本さんの「う~ん」といった話しぶりが意外でした。

「去年はとにかく気候が悪かったから、品種と天気が合わなかったのかもしれないんだけど、次の作付どうするか悩んじゃうんだよね…」

とのこと。

確かに、昨年「ゆめぴりか」の自主基準(たんぱく含有率6.8%以下)をクリアできたのって、計画出荷量のわずか6%だったらしく、「こしひかりよりも美味しい!」という事前の評判をまっさらにして考えれば、品種の力そのものに疑問符が付いてもおかしくない状況です。6%ってのは天気の影響を勘案したとしても、なんぼなんでも低すぎる。

「どうなの?ゆめぴりかちゃん、あなたは本当に美味しいの?」

ってことで実際に食べてみた訳ですが、結論から言うと「美味しいっちゃ美味しいけど、おぼろづきとかと比べて突出したものがあるかと言うと、無い」という感じでした。
おぼろづきは特に粘り気が強く、故に敬遠される方もいらっしゃるので、「(おぼろづきよりも)粘り気が少ない」という意味で万人受けする要素はあるのかな、と思ったけど、それが大きな売りポイントになる訳でもないし…。個人的には、おぼろづきふっくりんこもかなり成熟した美味しいお米なんだな、ということを再認識する皮肉な結果だった気がします。

先述したように期待値の高い品種だし、しばらくは必ず売れる品種になるとも思うのですが、農家さんにとっては昨年でリスクの高さが露見されたとも思うので、今年は「様子見」的な感じが続くかもしれないですね。
あとはもう、とにもかくにも、好天に恵まれて品種の垣根を越えて、美味しいお米が実ることを願うばかりです。

アナフィラキシーとクリスマス

こんにちは。運営スタッフの岡崎です。

今日はちょっと時間を遡って、クリスマス直前に起こった出来事について書いてみたいと思います。

その日、「う~ん、なんか首回りが痒いなあ…」と思いながら目が覚めたのですが、ほどなくその痒みが足元に移り、そして徐々に強まってきました。もう、絵に描いたような見事な蕁麻疹。あっという間に足から首まで皮膚がボコボコです。(と、今書いていても足元から不快感が駆け上ってくるあの時の感覚を思いだして痒くなってくる…)

結局、6時間程度の猛烈な痒みと半日程度の発熱で症状は収まったのですが、初めての急性アレルギー症状に「これがアナフィラキシーか…」と身を持って辛さを知る機会となりました。

※アナフィラキシーとは、ハチ毒や食物、薬物等が原因で起こる、急性アレルギー反応のひとつです。

幸い、今回アレルギーの原因となったであろう食べ物はほぼ特定できて、また卵や小麦といった食品と比べれば口にする機会も少ないものなので、私の場合、自分が注意さえすればアレルギーの再発は回避できそうです。

ただ、今も上げた卵や小麦といった食べ物にアレルギー反応が出てしまう方のことを考えると、幅広くあらゆる加工品に使われるものだけに、回避するのは本当に大変だろうなあと、これもまた身に沁みて感じました。酷い場合は呼吸困難なども引き起こしてしまうそうですし。(僕は、蕁麻疹レベルの症状だとしてももう2度と体験したくありません…)

口にする食べ物は生命に直結する。

食べ物を扱う仕事をしている以上、それを忘れちゃいけないし、説明責任の重さを思わなければ携わる資格もないと。そんなことを知る、貴重なクリスマスでした。

しかし、何事も自分で体験しなければ分からないことってありますけども、急性アレルギーは辛かった…。

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