ゆめぴりかを食べてみた
おはようございます。運営スタッフの岡崎です。
前回に続いて昨年末の話になってしまうのですが、お米の新品種「ゆめぴりか」を食べる機会がありました。
※「ゆめぴりか」とは、昨年初めて本格的に流通するようになった、「こしひかりよりも美味しい!」と評判の新しい北海道米です。
オクルココロでご紹介している杉本農園さんが試験的に作付をしていたそうで、2kg程度サンプルとして頂いたのですが、どうもその杉本さんは「う~ん…」といった口ぶり。詳しくお聞きすると、ふっくりんこやおぼろづきと同じ圃場で作ったにも関わらず、食味分析の数値は他品種よりも落ちるのだそうです。
この「ゆめぴりか」。道外の方にはあまりピンとこないかもしれないのですが、北海道内では大変な注目っぷりでして、報道でも度々名前が出てきますし、買い求める人がスーパーの開店前から列を作ったりも。僕も「さぞ美味しいお米なのだろう…」と期待値を膨らませていました。
ただ、それだけに杉本さんの「う~ん」といった話しぶりが意外でした。
「去年はとにかく気候が悪かったから、品種と天気が合わなかったのかもしれないんだけど、次の作付どうするか悩んじゃうんだよね…」
とのこと。
確かに、昨年「ゆめぴりか」の自主基準(たんぱく含有率6.8%以下)をクリアできたのって、計画出荷量のわずか6%だったらしく、「こしひかりよりも美味しい!」という事前の評判をまっさらにして考えれば、品種の力そのものに疑問符が付いてもおかしくない状況です。6%ってのは天気の影響を勘案したとしても、なんぼなんでも低すぎる。
「どうなの?ゆめぴりかちゃん、あなたは本当に美味しいの?」
ってことで実際に食べてみた訳ですが、結論から言うと「美味しいっちゃ美味しいけど、おぼろづきとかと比べて突出したものがあるかと言うと、無い」という感じでした。
おぼろづきは特に粘り気が強く、故に敬遠される方もいらっしゃるので、「(おぼろづきよりも)粘り気が少ない」という意味で万人受けする要素はあるのかな、と思ったけど、それが大きな売りポイントになる訳でもないし…。個人的には、おぼろづきもふっくりんこもかなり成熟した美味しいお米なんだな、ということを再認識する皮肉な結果だった気がします。
先述したように期待値の高い品種だし、しばらくは必ず売れる品種になるとも思うのですが、農家さんにとっては昨年でリスクの高さが露見されたとも思うので、今年は「様子見」的な感じが続くかもしれないですね。
あとはもう、とにもかくにも、好天に恵まれて品種の垣根を越えて、美味しいお米が実ることを願うばかりです。














