旅する木のベストセラーであるchair501と対をなすのが、このchair502です。
基本デザインはchair501と同一で、違いはアームの有無(502はアームレス)となります。
実は、こうした同一デザインでアーム付き/アーム無しを用意しているのは意外と少なく、ダイニングセットとして違和感なく揃えることが出来ます。
例えば、ご主人用にはアームを備えた501を、一方頻繁に立ったり座ったりする奥さま用にはアームレスの502をお選び頂くことで、日常の生活スタイルに合った形で同一デザインのダイニングチェアーをお使い頂けます。
またアームレスの502でも、ゆったりとした大きめの座面、体を優しく包み込む背もたれ、そして鉋とやすりで磨き上げた滑らかな手ざわり、といった特徴は501と変わりません。
アームが無いからこそ生まれる軽やかさ。旅する木のchair502は、家の中を頻繁に動く方にぴったりの木製椅子です。
chair502のサイズおよび仕様は以下の通りとなります。なお、正面・側面・背面の各写真はクリックすることで拡大表示されます。
樹種 |
ウォールナット |
サイズ |
横560mm / 奥行500mm / 高さ720mm / 座面高400mm |
仕上げ |
オイル塗装 |
座面 |
合皮 |
家具工房「旅する木」は、北海道当別町に残る小さな廃校を利用して運営されています。
100年以上にも渡って地域の小学生を送り出してきた学校は、廃校となった年の秋から須田さんの手によって第二の役割を歩み始めました。
一直線に伸びる平屋の校舎はショールームやカフェとして、体育館は家具工房として利用し、地域にとってコミュニティーの核とも言える大事な小学校に灯りを点し続けています。
そして生産者の須田さんは、家具作りに伝統的な技術を用いるようにしています。
chair502もサンダー(電動ヤスリ)ではなく必ず手鉋を使っており、だからこそいつまでも木の表面が毛羽立つことなく、すべすべ感が持続します。
手間が増えたとしても、伝統的な技術を用いることで長く使ってからの結果が違ってくるのです。
chair502は、chair501と同様に使う人の一生を共に出来る、長くご愛用頂ける椅子です。
一脚一脚、丁寧に鉋とやすりで磨き上げ、北海道当別町の小さな廃校から皆さまへお届けを致します。