「西洋のお漬物」とも呼ばれるピクルス。
日本で暮らす私たちにとってはあまり身近な調理方法ではないかもしれませんが、近年、お酢の健康効果・保存効果などから徐々にその存在が注目されるようになっています。
特に規格外の野菜をピクルスに加工して有効利用しようとする活動は、現在、様々な地域で行われています。
ただ、健康効果ありき、規格外の野菜ありき、というのは本末転倒です。
ピクルスも、本来「美味しさ」を徹底的に追及すべきもののはず。
味彩工房の生産者、工藤さんが目指すのはその「本当に美味しいピクルス」です。
素材となる野菜は町内の信頼できる農家から仕入れ、入手しずらい野菜については自ら無農薬に近い形で栽培をして用意をする。
味の決め手となる調味液も、漬け込む野菜ごとに最適な配合に変え、また野菜から染み出す水分で味が薄まるのを避けるため、瓶詰めを行う際に改めて調味液を注ぐ。
美味しい野菜のみを使い、その美味しさを最大限に引き立たせるためにトマトをひと玉づつ湯むきするといった細やかな調理をすることで、味彩工房のピクルスは野菜やお酢が苦手な方にも美味しく召し上がって頂ける一品を作り出しているのです。
このピクルスおためしセットでは、以下からお好きな2つのピクルスをお選び頂けます。
味彩工房のピクルスはどれも酸味を抑えたマイルドな味付けになっていますので、男性やお子さまにもきっと美味しく召し上がって頂けます。味彩工房の美味しさを、まずは皆さまの好みに応じてお試しください。
■ミックス野菜
味彩工房が特に大切にする「彩」。
味はもちろん、この彩も楽しんで頂けるのが「ミックス野菜」のピクルスです。
なかに入る野菜は、パプリカ、きゅうり、ズッキーニ、大根、セロリ、人参、カリフラワー、ヤングコーンの8種類(季節によって若干の変動有り)。生産者の工藤さん曰く「沢山の味が楽しめる、お得なピクルス」になっています。
「これなら苦手なセロリも食べられる!しかも生のセロリまで食べられるようになった!」というお客さまもいらっしゃる、味彩工房を代表する一番人気の商品です。
■ホワイトアスパラ
市販されるホワイトアスパラの缶詰に対して「食感がふにゃふにゃしていて美味しくない…」という印象をお持ちの方にこそお試し頂きたいのが、このピクルスです。
ホワイトアスパラをピクルスとして美味しく召し上がって頂くために、何より大切にすべきは「食感」である。
そう考える味彩工房の工藤さんは、ホワイトアスパラの下ゆで前に皮を剥き、さらに下ゆで後にもう一度皮を剥きます。こうして2回に分けて皮むきすることで、アスパラにシャキシャキとした食感が残り、美味しいホワイトアスパラのピクルスになるのです。
■豆
お酢は苦手…、野菜なんて嫌い!
そんな方は、ぜひこの「豆」のピクルスを召し上がってみてください。味彩工房のピクルスは、いずれも野菜が苦手な人にも食べやすい味になっていますが、なかでも特にクセなく、そして美味しく召し上がって頂けるのがこの豆のピクルスなのです。
そんな美味しさの秘密は、ピクルスに用いる豆の種類にあります。
小豆、大豆といった一般的な豆に加え、黒千石など希少な種類も含めた14種類が使われており、程良い食感を残すことで豆それぞれの味わいを楽しんで頂けます。
■白玉ねぎ
皆さんは「雪景色」というサラダ向けの玉ねぎをご存じでしょうか。
その名の通り真っ白な姿をした辛みの少ない美味しい玉ねぎなのですが、問題が一つ。雪景色は栽培が難しいため、ほとんど一般には流通していないのです。
そこで味彩工房では、この美味しい玉ねぎをピクルスに活かせるよう、栽培から始めることにしました。玉ねぎはひと口サイズの程よい大きさに育てられ、辛みや癖のない、玉ねぎの甘さを楽しんで頂けるピクルスへ。
らっきょうは苦手という方にも召し上がって頂きたい一品です。
■ヤーコン
「ヤーコン?」
と、その名前を聞いてもあまりピンとこない方がいらっしゃるかもしれません。ヤーコンとは中南米アンデス原産の根菜類で、さつまいものような形をしています。
そんなヤーコンの特徴は「歯応え」。シャクシャクとした食感は梨に近く、ピクルスでもその特徴的な食感を楽しむことが出来ます。
また、ヤーコンはオリゴ糖を沢山蓄えているため仄かな甘みがあり、調味液の旨味との組み合わせもヤーコンのピクルスならではの美味しさです。
味彩工房の生産者、工藤さんは生まれも育ちも北海道長沼町。
ピクルス作りの原点は、この生まれ故郷長沼町の美味しい野菜にあります。
札幌から車でおよそ1時間という土地柄が消費者と農家の接点を増やし、長沼町では早くから生産者の味への意識が高まり、美味しい野菜が作られてきました。
ただ、春から夏にかけては様々な野菜が収穫できる半面、長い冬の間にはどうしてもその種類がぐっと減ってしまいます。
「長沼の美味しい野菜を、年間通して召し上がっていただけたら」
工藤さんがかねてから抱いていた願いを形にしたもの、それが味彩工房のピクルスです。
ピクルスは未開封であれば1年の賞味期限がございますので、真冬の寒さ厳しい季節だとしても、ピクルスの蓋を開ければそこに暦を超えた長沼の彩と美味しさが広がります。